世田谷区豪徳寺の障害者自立支援団体の代表挨拶

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代表挨拶

ごあいさつ

特定非営利活動法人 自立の家
代表理事

宮坂 知孝みやさか ともたか

NPO法人自立の家(以下、自立の家と略す)は、1979年に運動体として始まり40年が経過しました。
ここまで継続できたのは、皆様からのご支援ご協力の賜物であると感謝しております。現在では、発足当時には想像もできなかった規模の組織となり、地域からの期待も高まっています。

自立の家は発足当時より、障害者と健常者が同じ目線で、ともに歩むことを大事にしてきた組織です。しかし、ここ20年間の福祉施策は、「介護保険制度」や「障害者総合支援法」に代表されるように、制度に基づいたサービスの色がとても濃いものになってきています。

「当たり前の生活」を要求し、勝ち取ってきた成果でもありますが、一方でその弊害も少なくはありません。福祉がサービスとして位置づけられたことにより、障害者やその家族は、より便利で快適な生活を獲得するため、より多くのサービスを求め、自分のものとしていくことが今や当たり前のこととなってきています。

しかし、同時にそのことは、「障害があれば、サービスを受けることが出来る特別な存在」として他者から見られ、そして自らも縛っていくことになるのではないでしょうか。

私は、障害の有無を問わず、共に遊び、学び、ともに働くときのわずらわしさを含めた「当たり前の生活」が大事だと思います。このままではこの社会は、障害者との接点をなくし、障害者や様々な困難に直面している人々が暮らしているという認識をも多くの人々から奪い、さらには障害者への差別と偏見が再び助長され、今以上に地域から排除されてしまうのではないかと危惧します。

このような現状を鑑み私たちはこれまでの歩みを総括しつつ、改めて「ともに生きる」ことを考える必要があるのではないかと思うのです。

総会で承認された「第3次中期計画」には「交流の場づくり」を計画の一つとしました。その中で自立とは何か、社会参加とは何か、介助とは何かを見直していきたいと思います。

会員の皆様、協力者の皆様、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2019年5月